新年明けましておめでとうございます。
2025年1月6日より本格始動いたしました。昨年は多くのご支援をいただき、心より感謝申し上げます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

近年、人材不足や物価高騰が深刻化している中で、設計事務所を取り巻く環境は厳しさを増しています。さらに、法改正や省エネ基準の見直しなどの動向により、業界全体が大きな変化を迎えています。
しかし、弊社ではこれらの課題に振り回されることなく、常に前向きな姿勢で設計活動に取り組んでまいります。

2025年は、以下の分野に特に力を入れていく方針です:

1:木造中規模建築
地球環境への配慮が求められる現代において、木造建築は持続可能な建築の重要な一翼を担っています。私たちは、環境に優しく、かつ高品質な木造中規模建築の設計に取り組んでいきます。

2:福祉建築物の設計
高齢化社会の進展に伴い、誰もが安心して暮らせる福祉建築の需要が高まっています。私たちは、使いやすさと快適さを両立させた福祉施設の設計を目指し、社会に貢献していきます。

本年も新しい価値の創出を目指してまいります。設計に関するご相談やご質問がございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。
2025年も引き続き、どうぞよろしくお願い申し上げます。

2022年から設計を始めた横浜の半導体工場が引渡しの日を迎えました。

既存工場の稼働を止めずに新社屋を建てるため、旧工場を半分壊して新工場を半分建て、残りを壊して建てるという、2期2年にわたる長い工事がついに完了しました。

市街地調整区域に建つ既存工場を建て替えるため、そもそも建て替えが可能なのか。

横浜市の市街化調整区域でこれほどの規模の建て替えは前例がないとの事、横浜市と協議を重ねました。

着工できたときの感動もありましたが、竣工引渡しは感慨深いものがあります。

竣工写真を撮影したらアップしていきます。

前面は高低差0.6mある傾斜道路、後面は2m近い高低差のある敷地で住宅を設計しており、最初の提案を行いました。

駐車台数を確保しつつ、フラットに玄関へアクセスできるようにスキップフロアを提案しました。

道路側にはバルコニーと植栽を設置することで目隠し効果を期待し、また庭の木と協和する植栽に囲まれた緑豊かな空間です。

工期は来年ですが、現場が始まるのを楽しみにしています。