弊社が設計させていただいた 2018年竣工の「宙の家」がグッドデザイン賞を受賞致しました。

地球物理学者であるMTS雪氷研究所の松田益義氏が、弊社で2008年に設計させていただいた八ヶ岳山荘で放射と室温環境に関する観測、実験を行い、その結果から開発したルーバーをトップライト内側に設置し、屋内温度と外気温のコントロールをコンピューター制御することで今までにないエコ住宅を実現し、1年間の経過観測により、効果が実証されたことで高い評価を受けました。

都心の狭小地であっても 屋根の上には無限の宇宙空間が広がり、放射エネルギーを用いて冷暖房のコストの最小化を可能にし快適な「冬の陽だまり」と「夏の涼夜」を可能にしたものです。

今後は快適な住環境を生み出すシステムとしてだけでななく、住宅以外の建物にも取り入れて屋内環境の向上に寄与したいと思います。

関心のある方はお問合せください。

https://www.g-mark.org/award/describe/50754?token=jED8xnLsdJ

弊社が コノイエというサイトに御紹介していただきました。
インタビュー方式で 藤江代表と2代目の藤江保高の経歴及び、家づくりに関して大切にしている事、今まで40年間設計にたずさわってきて
「永く受け継がれる家づくり」への思い等を お話させていただきました。

事務所の内部、外部の雰囲気等も含め、読んでくださる方にわかりやすく紹介していただきました。
よろしかったらご覧ください。

一昨年、事務所の耐震改修工事を実施しました。
所長室は北側一面ガラス面で中庭の植栽が楽しめて気持ちがいいのですが、冬は1階で北側に向いていて寒いので、どうしたら温かくなるか頭を悩ませていました。

そこで北側のガラス面にタチカワのハニカムスクリーンのブラインドを設置することを思いつき工事しました。
見事に断熱効果があり、室温が4~5度上昇した感じです。
また障子のような白色で部屋に温かさと落ち着きを与えてくれていて 大成功の選択であったように思います。

ブラインドを少しあげると 植栽のフッキソウが顔をのぞかせ、その日の気温や天気でブラインドを上げ下げして雰囲気を楽しんでおります。
事務所でのヒントと実験が他の住宅にも生かせると思いました。
温かくなった所長室で皆様のご来訪をお待ちしています。(F)